夏を涼しく過ごす町家暮らしの知恵

”家の作りやうは、夏をむねとすべし”
鎌倉時代に書かれた吉田兼好の随筆「徒然草」の一節です。現代語訳すると、住まいは夏の暮らしを中心に作りなさいとの意味です。

京都の町家にも、暑い夏を涼しく過ごすためのさまざまな知恵が散りばめられています。例えば、格子窓や窓にかける簾。こちらは町家の中のプライベートを守りながら、格子や簾の隙間から風を通します。

玄関から奥の坪庭まで土間が続く「通り庭」には、吹き抜けの空間「火袋(ひぶくろ)」が設けられ、空気の流れを生み出しています。また奥の坪庭から入る風が家の中に入り、自然な通気が保たれます。

夕方には縁側に腰かけ、風を感じながら夕涼み――。
そんなひと時も、町家ならではの楽しみ方のひとつです。昔から受け継がれてきた暮らしの知恵に触れながら、町家滞在をゆったりとお楽しみください。


投稿日: 2025年6月30日
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