町家を支え守り続ける「梁」
町家全体を古くから支え、守っている「梁(はり)」。
真っ直ぐな角材から弓のように木の曲がりをそのまま活かしたものなど、形や大きさも様々。大工の親方を意味する「棟梁」という言葉も、建物の中でも重要であり、その中心となる棟と梁に由来していると言われています。
天井を水平に走る大きな梁は、現代の天井板や壁紙を貼った家では、なかなか見ることができません。しかし、あえて梁を露出し、開放感のある空間を家の中につくることも近年では増えています。
写真の町家では、人々の暮らしを長く見守ってきた梁の姿を見ることができます。伝統工法で築き上げられた、町家ならではの梁の木組みを見上げ、歴史を感じるひとときをゆったりとお過ごしください。


投稿日:
2025年8月1日
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